東日本大震災に伴う福島原発事故により人生最大の決断を迫られ、福島県から全国各地へ自主避難した10組の家族の苦悩と現状を描いたドキュメンタリー。 2011年3月11日、人々の平穏な日常が震災によって一変した。原発事故の発生で放射線が降り注ぐなか、予備知識を持たない人々は為す術もなく、的確な指示がないまま1人ひとりがわずかな情報を頼りに、自分たちの身を守る決断を迫られることに。それは円満な家庭の崩壊の始まりでもあった。 原発問題と命懸けで闘った元福島県知事・佐藤栄佐久のドキュメンタリー「『知事抹殺』の真実」の安孫子亘監督が、7年の歳月をかけて本作を完成させた。
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